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2010年度 第26回 ACAP消費者問題に関する「わたしの提言」表彰式

26回目を迎えたACAP「消費者問題に関するわたしの提言」には101編の応募がありました。            印刷 印刷

今回は佐賀大学経済学部3年生の松尾彩加さんが内閣府特命担当大臣賞に輝きました。同賞の受賞は2年ぶりのことです。ACAP会長賞は明治安田ライフプランセンター(株)に勤務される武石誠さんが受賞されました。入選には民生・児童委員の浅見豊美さんと、愛知淑徳大学ビジネス学部3年生の竹内宏樹さんが選ばれました。

入賞者の表彰式は、1月12日にホテルフロラシオン青山(東京・南青山)で開催されたACAP創立30周年記念式典において行われました。

当日は福岡で積雪があり、松尾彩加さんが搭乗される飛行機が欠航にならないかどうか心配しましたが、予定通り会場に着かれ、関係者一同ひと安心。お一人で東京に来られるのは初めてということでした。愛知県の竹内さんは前日に東京に入られておりました。

内閣府特命担当大臣賞を受賞された松尾彩加さんには、消費者庁の原敏弘審議官より表彰状が授与されました。ACAP会長賞の武石誠さん、入選の浅見豊美さんと竹内宏樹さんには 巖ACAP会長が表彰状を授与いたしました。
その後行われた受賞者インタビューでは、受賞の喜びや提言を書くきっかけが紹介され、大きな拍手とともに、ユーモアを交えて語る受賞者の言葉に、大きな笑い声も響きました。

松尾 彩加さん

「受賞を聞いて大変驚いて、なかなか実感がわきませんでした。教授や友人、家族からおめでとうと褒めていただいて、とてもうれしい気持ちになりました。今日、表彰式の場に立って、あらためてすばらしい賞をいただいたと感じてします。ありがとうございます。大学の講義で、高齢者の次々販売の被害をドキュメンタリーで見ました。その内容がたいへん心に残り、ゼミの先生から提言の話をうかがったときにこのテーマで書こうと思いました。届出制を提言したのは、訪問販売の全面禁止・一部禁止の前段階として適切なことではないかと思ったからです」と、緊張の面持ちながらも、落ち着いて喜びの声を語られました。


武石 誠さん

「表彰を受けて3つの喜びがありました。1つはメールで受賞を教えていただいたときです。2つは30周年という記念の節目に、身に余る席上で表彰を受けるということです。最後は弊社の社長から共感が持てる論文と言われ、喜びをより実感したことです。私は大学で非常勤講師をしていて、ライフプランマネジメントを担当しています。消費者教育を受けている実感が学生に伴っていないという現状をこの10年間見てきました。消費者教育を生涯教育として位置付け、具体的には消費者教育の財政整備、担い手、実践スキルについて書かせていただきました」と、緻密な論文の内容をわかりやすく解説されました。


浅見 豊美さん

「私は民生・児童委員として活動しています。また、世田谷区の区民講師として消費者教育の活動をしています。消費生活コンサルタント、消費生活アドバイザーの仲間に支えられて今日あると思っています。ボランティアで講師をしていますが、時としてボランティアというと軽んじられることがあります。区民講師活動のみんなと地位向上を訴えていきたいと思っています」と、誠実に語られました。


竹内 宏樹さん

「この論文は大学の諸上ゼミで1年半を掛けて完成させた論文です。最高の結果で、ゼミ生みんなで喜ぶことができました。うれしく思っています。ありがとうございます。論文の内容ではないのですが、私は平成元年生まれで、ゆとり世代と言われていますが、ゆとりというとマイナスにとらえられるのをくやしく思っています。私はゆとり世代に誇りを持っています。ぜひ企業のみなさまは、ゆとり世代に期待を持っていただきたいです」と、若者らしく堂々話されました。


引き続き行われた祝賀会の席では、受賞者を囲む輪の中で、多くの方が論文やインタビューの感想、祝福の言葉をかけられておりました。

おめでとうございます。今後のいっそうのご活躍をお祈りしております