「消費者志向自主宣言・フォローアップ活動」参加企業 取り組み事例レポート

消費者志向経営自主宣言およびフォローアップ活動を行った事例について紹介します。

2019年10月3日掲載

平成30年度「消費者志向経営優良事例表彰」受賞企業の取り組み

各社の事例は「消費者庁 消費者志向経営優良事例表彰受賞事業者の取組紹介パンフレット(平成30年度)」からの抜粋です。

花王株式会社(平成30年度消費者志向経営優良事例表彰 内閣府特命担当大臣表彰)
創業から消費者志向の活動に取り組んでおり、2017年に消費者志向自主宣言。環境、衛生、高齢化などの社会課題の解決、情報化、意識や価値観の多様化、グローバル・ボーダレス化などの社会環境変化に対する取組の更なるレベルアップを目指しています。企業理念「花王ウェイ」に基づいた全社員での消費者志向経営への取り組みがポイントです。

損害保険ジャパン日本興亜株式会社(平成30年度消費者志向経営優良事例表彰 消費者庁長官表彰)
2017年1月に消費者志向自主宣言を行い、2017年6月「お客さま本位の業務運営方針」を公表した。お客様本位の業務運営の定着状況を評価するための重要業績指標(KPI)を設定し、その結果などを踏まえながら、更なる分析・改善を図っています。消費者志向自主宣言を活かして「お客さま本位の業務運営」を実現していくプロセスがポイントです。

株式会社ニチレイフーズ(平成30年度消費者志向経営優良事例表彰 消費者庁長官表彰)
2017年1月に消費者志向自主宣言を実施して以来、「消費者志向経営はまさに会社経営そのものであり、会社として対応することが重要である」という考えのもと、消費者志向の様々な活動(ハミダス活動)を継続推進しています。社内風土改革を基点にしたハミダス活動の取り組みを通じて、消費者志向経営を推進につなげていることがポイントです。

明治安田生命保険相互会社(平成30年度消費者志向経営優良事例表彰 消費者庁長官表彰)
「信頼を得て選ばれ続ける、人に一番やさしい生命保険会社」をめざして、「お客さま志向の業務運営方針-お客さま志向自主宣言-」に基づく「お客さま志向」の取組みを推進し、ボトムアップ型の小集団活動「Kizuna(きずな)運動」を全組織、全員参加で取り組んでいます。「お客さま」「地域社会」「働く仲間」の継続的な健康増進を支援する「みんなの健活プロジェクト」も見所です。

アサヒグループホールディングスの「消費者志向自主宣言」までの道のりとその効果

アサヒビール株式会社 品質保証部 お客様相談室 羽鳥敏彦氏

アサヒビール株式会社 品質保証部 お客様相談室 羽鳥敏彦氏
「消費者志向自主宣言」までの道のりとその効果について紹介しています。消費者志向自主宣言前からお客様満足を目指した経営を行っており、その知見を生かして自主宣言に向けた活動を経営トップやグループ企業を巻き込んで展開されました。(2018年2月西日本支部大阪例会にて講演)